ここで言うニキビ跡の赤みとは、痛みも腫れもない状態までニキビは治ったのに、ニキビが出来ていた部分がいつまでも赤くなっている状態を指します。

赤みが残る原因

ニキビが炎症を起こしたり、化膿してしまうと肌の奥までダメージを受けてしまいます。
この肌内部の炎症が皮膚表面に透けて見えるのが、ニキビ跡の赤みです。
表面上は腫れが収まり炎症が引いたように思えても、実はまだ肌の内部では炎症がひいていない状態なのです。
赤みはニキビ跡の中では一番軽い症状ですが、炎症した部分はちょっとした刺激で再び悪化する恐れがあるので、紫外線やファンデーションによる刺激には注意が必要です。

ターンオーバーが正常な肌の場合、肌内部の炎症は2ヶ月ほどで収まるため、徐々に赤みは引いていきます。
個人差はありますが、適切なケアを心掛ければ、おおよそ3から6ヶ月ほどで赤みは消えると考えてよいでしょう。
半年から1年経っても赤みが消えない場合、ニキビによって皮膚の真皮部分までダメージを受けた事で肌表面が薄くなり、炎症によって拡張した毛細血管が透けて見える状態になっている可能性があります。

赤みを消す方法

ニキビの跡にいつまでも赤みが残ってしまうのは、ターンオーバーに乱れが生じているのが一つの要因です。
肌のターンオーバーを整える効果のあるビタミンC誘導体やプラセンタなどの成分を積極的に取り入れましょう。

クリニックで受けることが出来る赤み治療としては、以下の治療方法が挙げられます。

ケミカルピーリング

肌の表面に溜まった古い角質や毛穴の汚れを酸性の薬剤で溶かす治療法です。
古い角質を溶かす事で表皮の細胞が活性化する為、ターンオーバーを正常にする効果があります。
ニキビ跡の症状や個人の肌質によって、使用する薬剤の種類や濃度は変わる為、医師によるカウンセリングが必要です。
肌のコンディションにもよりますが、2~4週間のペースで行うのが理想的です。平均的に3~6回を1クールとした継続治療が必要です。

Vビームレーザー

赤みに反応するレーザーを患部に照射するレーザー治療です。
照射したレーザーは、ヘモグロビンなどの赤みの元となる色素に吸収され、熱エネルギーとなって色素を破壊します。 破壊された赤い色素はターンオーバーと共に体外に排出されます。
瞬時に赤みを解消することができますが、施術の際にはかなりの痛みが伴います。

フォトフェイシャル

赤い色に反応する光を顔全体に照射する治療法です。
光治療で用いる光線はヘモグロビン・メラニン色素・毛細血管などの色素のみに反応し、熱エネルギーとなって色素を破壊します。
スポットで照射するレーザー治療と違い、顔全体に光線を照射するため、赤みの範囲が広い場合や赤みと色素沈着を同時に治療したい場合におすすめの治療法です。
施術に際しての痛みはレーザーよりも弱く、腫れなどのダウンタイムは殆どありません。
症状や個人差がありますが、完全に赤みを消すまでには、3~4週間に1回のペースで5、6回ほどの施術を受ける必要があります。

クリアタッチ

炎症ニキビを引き起こすアクネ菌や皮脂腺に反応する青色光と、炎症の赤みや血管に反応する赤色光を同時に照射する治療法です。
光を照射する事によって発生する熱エネルギーの作用により、殺菌効果や血行促進が得られ、ニキビのできにくい肌を作ります。
進行中の炎症ニキビと赤みタイプのニキビ跡を同時に治療できる、他の治療に比べると安価で受けられるというメリットがあります。効果が現れるまでには個人差がありますが、1~2週間に1回のペースで8~10回ほどの施術を受ける必要があります。